43歳男性会社経営者の愛人秘話

僕の家は共働きである。
しかも僕も妻も会社を経営しているものだから、非常に忙しいのだ。
にもかかわらず、子どもが2人もいる。
当然僕ら夫婦では面倒を見きれないし、家事もやることができないので、家政婦をお願いすることにした。
家政婦さんというのは、年寄りというか、おばちゃんのイメージがあるが、その家政婦さんは僕とも年が近く、独身できれいな人だった。
妻よりも僕の方が早く家に帰ることもあり、僕は家政婦さんと話す機会が増えていった。
話してみると、またいい人で僕はどんどん彼女と話す時間が楽しくなっていった。
そしていつしか僕は自宅にきてくれる家政婦さんと愛人関係になっていた。
自宅に来ること、いることに何の不思議もない愛人なんてそうそういない。
非常に便利な存在だ。
愛人といることで妻に疑われることもないのだから。
そんな家政婦との愛人関係も、終焉のときがきた。
妻の会社が倒産したのだ。
倒産したことで金銭的な負担、つまり借金が増えたので家政婦を雇えなくなったのかと思うかもしれないが、そうではない。
会社はきちんと整理したので、僕らの個人的な借金は背負わずに済んだ。
しかし、おかげで妻の体が空いてしまったのだ。
今まで忙しくしていたので家事や子供の面倒など全く見てこなかった妻が、 「これを契機に少しはいい奥さんしようかな」 と言って家に居始めた。
こうすると家政婦の出番はない。
それこそ、雇用関係もないのに会っていることがバレたら大事になってしまう。
泣く泣く彼女とは別れることになったのだ。

愛がないと生きられない男女の物語